BLOG

2025/11/12 20:15


こんにちは。Homareです。

一気に気温が落ちて洋服選びが難しくなってきました。僕自身もインナー選びに迷ってしまっていて、スウェットは手持ちが少ないし、セーターはもっとバリエーションが欲しい。今まで同様にライトアウターばかり増えていっているものの、そろそろインナーにロンTもきつい。

普段オーバーサイズのアウターばかり着ている僕。この時期には特にテクいスタイリングはせず、割とワンツーパンチなスタイリングばかり。


そんな冬には、"普通で良いセーター"があれば良い。


すでに数は減ってきていますが、25AWのセーター代表はNomatのヤク100%のセーター。

一枚でも程よいボリューム、
化繊を用いてないこと、
ナチュラルな色味、
快適な着心地、
大きすぎないルーズフィット。

ざっと浮かぶ、僕にとってのセーターに欠かせないポイントはこれ。特別なことは必要なくて、雰囲気がよくてシンプルなことが一番重要な気がします。その点Nomatのセーターは厚手ではなく、カットソーのノリで着用できるのが魅力的で、スラックス、ジーンズ、何にでもすんなり馴染みます。


みなさんは"ヤク"にどういった印象を持っているでしょうか。

まずヤクとは、標高4000-6000メートルの草原や岩場に生息するウシ科の生物のこと。標高が高い分、寒そうな印象を受けますが、どうやら1日の寒暖差は30度にもなる、非常に過酷な地域に生息しています。

ヤクは自身で体温を調節することができず、夏を迎える前には毛を梳き、人間を同じように軽装にされます。その梳いた毛や自然と抜け落ちた毛が主原料。特徴としては通気性や保温性、保湿性に長けており、毛玉もでき辛く、柔らかいこと。織り方によっても肌触りや保温性が変わり、実はウールと同じで通年使える原料なんです。(ヤクの外側の毛は、外敵から身を守るためストレートで丈夫なので、衣類用は縮れた産毛になります)

しかも、お腹や顎の産毛のみから採取されているので、ゴミを取り除いて洗浄すると、、、一頭あたり採取できる量なんて超少量。採取できる時期も限られていると聞くと、貴重さがわかります。

そんなヤクは今季のNomatのキーとなる素材。柔らかさが特徴的なことで、立体的な洋服をつくるのは非常に難しいのですが、モンゴルにて糸作りを行い開発された、硬さと柔らかさを両立させた"矛盾"の素材です。

このセーターは比較的薄いのに立体的なフォルムを保ち、野生的な見た目に反して、とてもふわふわとした極上の肌触りになっています。


サイズは3,4でご用意していますが、ともにオーバーサイズとまではいきません。ここ最近のブランドを例に挙げたサイズ比較をすると、オーセンティックなクラシックフィット。僕で4を着てちょっと緩いくらいで、ジャケットの下でもいい収まり。

シャツやタートルネックをレイヤードしても問題ないゆとりがあり、カットソーのように着られる一枚だと思います。


裾幅とリブ部分の裾幅の差は約3cmほどあり、自然とブラウジングされるリブの強さは、着用した時のシルエットに大きな影響を与えます。パンツのシルエットに関わらず立体的に見えてくれるというのは、セーターに欠かせない。

編み地の切り返しはありますが、リブ自体の主張があまりないことからカットソーのような印象になるのかもしれません。ハイゲージとミドルゲージの中間くらいでお探しの方は、とても最適だと思います。


続いて、自宅での手入れについてですが、ここ最近はセーターを自宅で洗うという方も増えてきたように思います。このセーターは、ご自宅でのお手入れが可能。とにかく愛着も湧くし、すぐ着たいのに手元に無いなんてこともない反面、不慣れな方からしたら失敗が怖いもの。


僕はかなり雑な方なので、ほとんど洗濯機に入れたことがあります。ジャケットもアロハシャツも、ダウンも。笑 


素材の特性上洗えるはずなのに洗えないものだって存在するし、裏地があるかないかによって変わるものもある。一概にだめだと決めつけられないものもあるので、洗濯も奥が深い。もちろん失敗したこともありますが、セーターに関しては、多分得意な方です。


もしこのセーターを自宅で洗う場合は、中性洗剤を使用してください。また、髪用のシャンプーで洗って、リンスやコンディショナーを柔軟剤の代わりにすることもできるので、ぜひ試してみてください。(※乾燥機は絶対NG)

縮むのか?というところも気になるところですが、水を通せば少しは縮んでしまいます。ただ、すすぎを終えて平干しする際に、寸法だしと言って縮んでいると思われる箇所を伸ばす作業を行うことで、ほとんど元通り。その後にアイロンをかけ、ブラッシングをしていただければ完璧です。

これも人間の髪の毛と同じで、適度な洗濯やブラシ、アイロンにより水分を加えることが、長持ちの秘訣。ふわふわとして着心地や肌あたりもいいので試してみてください。

最終的には癖になります...!!

ssstein "EXTRA WIDE TROUSERS" ¥48,400 (tax in)


ボリューム感のあるセーターは可愛いし、柄や配色、ケーブル編みのセーターは季節柄、絶対に着たい気持ちになる。


でも、まず初めに持っておきたいのは、普通で良いセーター。毛玉や手入れなど、あらゆるデメリットを最小限にし、キレイめやカジュアル、さまざまなシーンに溶け込んでくれるはず。そんな欠かせないポイントを押さえた上で厚みや色味が自分にとってパーフェクトだと感じられる一枚が見つかることなんてそうないですが、、

このセーターは今冬も、この先を見据えた場合にも、日常に寄り添ってくれる一枚になると思います。

MURPHH / Homare