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2026/10/20 20:03
こんにちは。Homareです。
僕がSTUDIO NICHOLSONの"PAOLO"に出会ったのは、2年前。久しぶりに手にとった、バルーンタイプのパンツです。
STUDIO NICHOLSONを着始めたのは、1LDKに勤めていた頃のこと。ウィメンズのみの展開だったところメンズラインをスタートした2017年の秋冬からで、1stシーズンから仕入れに携われていたのがすごく嬉しかったことを覚えています。Instagramを見返してみたら9年前、僕がニコルソンのパンツ(計3本)しか穿いていない時期...。


ブランドのアイコンはバルーンパンツ。当時はまだ立体的なシルエットのパンツは珍しく、色違いで持っていました。BRIDGES PANT、BONSAI PANT、BLAKE、SORTE。今はない品番も多いですが、それも同じくバルーンシルエットのもの。春夏はTシャツやスウェットを着るだけでスタイリングがまとまり、今までにない新鮮な見た目になることなど、少なからず、太いパンツを好きになるきっかけになったブランドであり、その筆頭のパンツだと思います。
でも一時期、それらの立体的なパンツを穿かなくなった時期があり、その後お取り扱いの関係もあって数年間ブランドから離れていましたが、2年前に手に取った"PAOLO"に全部持っていかれました。もしかしたら流行りなのかもしれないし、単に気分だったのか、それとも年を重ねたせいなのか。いずれにせよ、太すぎるパンツばかり穿いていたこともあり、"収まりのいい太さ"のパンツの魅力を再確認することになりました。
あとは、ショート丈のアウターが増えたことや、トップスのサイズ選びがコンパクトになってきていることもあるかもしれませんね。

今でも毎年デニムパンツを2本は買い足すほど、デニムパンツはなくてはならない存在。色違い、シルエット、オンス、ダメージなど全くもってキリがなく、永遠に買い続けることになりそうな中、PAOLOは常に一軍なパンツ。太いけれど、これから年を重ねても格好良く着られそうな落ち着きがあり、丈夫な14ozの生地を用いることで、純粋に長く着られる。
僕の中でPAOLOは、ラルフローレンのシャツを合わせたいと思うような、マイスタンダードなパンツ。程よいウォッシュのデニム、オーセンティックなストライプ柄に革靴といったスタイルに最適なパンツなんです。そしてそんな愛するPAOLOから、コーデュロイバージョンが入荷。
ダークブラウンのCOFFEE、多分パンナコッタ色って意味のPANNA。
これは買うよなあ。

コットンをメイン素材に、伸縮性のあるエラスタンが2%入ったコーデュロイ。製品洗いをかけ、豊かな色味と柔らかさ、程よいヴィンテージ感のある仕上がりになっています。
手入れが楽なくせに、ニットやレザーと合わせた時の季節感や、畝の奥行きなど、いいところが多すぎるコーデュロイ。今時期くらいになるともう穿きたくなるし、これからの時期には欠かせません。



ぱっと見は比較的シンプルに見えるため、このパンツの特別さは特に、着用すると感じていただけます。実際店頭でも特別目立っているわけではないので、僕から穿いてみてくださいとお勧めすることが多く、結果的に購入してくださることが多い、些細な変化が魅力的。
クラシックからカジュアルまで幅広く合わせていただける、収まりのいいウエスト。春秋のタックインスタイルにも最適で、それこそ最近は太さが足りないからサイズアップしたり、ウエストをあまり気にしなくなってきていますが、ウエストもヒップももたつかないのに、サイズアップせずとも、しっかりと太さが出てくれます。




また、裾幅は広すぎなくとも、Sサイズで28cm。一般的に太い幅で、クッションの入り方もいい。でも裾幅に比べてワタリ幅が特別広く、裾にかけて収まりのいいバルーンシルエットになります。
シャツ、ショートアウターを合わせると最大限に魅力を発揮してくれるシルエット。コートの場合、裾しか見えていなくとも、存在感を残してくれる普通の中の最上級と言える絶妙な太さ。ちなみにボリュームのある靴は合わないので、比較的平たいシューズがおすすめ。
ローファーやヒールのあるドレスシューズ、Clarksのデザートブーツ、ワラビー。スニーカーだとVANSのオーセンティックやエラ、adidasのSAMBAなどが良さそう。たまにSALOMONを合わせることがあり、合わないこともないけれど、やっぱり平たいほうが見栄えがいいなって毎度思います。




CREDIT
David Byrneやoasis、Gus van Saintなど、アメリカやイギリスのロックカルチャー、映画からインスピレーションを得ている方が多いSTUDIO NICHOLSON。クラシックなワークウェアをモダンに、90年代に魅力的に感じたものを、今の空気感で纏うことができる。そこが好きなところです。
また、さりげない色使いやディテール、余計な装飾を削ぎ落としながら生まれる直線や曲線、余白とボリューム。そうした要素が重なり合うことで、独自の個性が生まれています。
あくまで"定番"という枠組みを外れることなく、日常に自然と馴染む洋服でありながら、素材の特性を捉えたものづくりや独自のシルエットによって、確かな存在感を感じさせる。
だからこそ、このパンツは僕にとってのスタンダード。
いつでも頼れる、定番の一本なんです。




ちなみにPAOLOのデニムについて、色についてのお問い合わせが多いのでこの機会に。
MURPHHのオンラインストアに掲載されているのは、"WORN WASH INDIGO"というカラーで、これはPAOLOのリリース1回目のカラー。僕もその時に購入しましたが、その後のカラーと比べてもダントツで色味がいいです。
しかし、2シーズンほど少し色味の異なるデニムパンツとして展開されていたこともあり、今回久しぶりの展開。完売した後も、この色が欲しいという方がいらっしゃったことや、僕自身も一番気に入っているからこそ、やはりオールシーズンご提案したい一本になっています。
製品洗いの特性上、以前に比べて少し色味が濃く上がっていますが、僕がいつも穿いているものとは同色、同モデル。もちろん結構穿いて洗ってを繰り返しているのでかなり色落ちしています。
元々ヒゲと膝周りのフェードも入っているので、いつも通り穿いていれば綺麗に色落ちしていきますので、"育てる"ってほど意気込まなくて大丈夫。
これからの時期にも季節問わず、"あって良かった"と感じていただけるはず。
MURPHH / Homare




