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2026/10/03 20:17
"働く人々を支えてきた〔仕事の服〕を起点に、「働く」という行為を改めて見つめ直すコレクション。
Nomàt 26AWは、ジャンプスーツやワークウェアに代表される〔仕事の服〕のかたちを手がかりに、働くという行為そのものを、もう一度静かに考える試みです。
文化や環境によって異なる働きのかたち。それらに触れるたびに、多くの気づきや学びがありました。その過程は、働くことの多様さや見えない手への敬意を映し出し、働くことのかたちは、一つではないと感じさせてくれました。
ワークウェアをベースにしながら、「労働」そのものを強く打ち出すのではなく、ワークの構造にやわらかさや余白を加えることをテーマにしました。
働く場面の服は、どうしても実用や強さが先に立つ。今回はその印象を少しだけ緩め、構造の中にやわらかな素材や異なる質感を重ねています。"





こんにちは。Homareです。
Nomàtの27SSが入荷しました。
今季のテーマは"Dear, Worker"。仕事の服をテーマに、その行為を改めて再解釈し、動きやすさや収納力をはじめとする実用性や、耐久性や見た目の強さを極力緩め、Nomàtらしいワークウェアの中にある柔らかさを表現しています。ウエポンチノ、継続のコットンウールデニム、ヤクなどを用い、オーセンティックながら粗野な風合いとモードな目新しさを構築。素材に対するストイックさを感じながら、他では味わえない見せ方と作り手の温かみ。
毎シーズン、届いたパッキンを開けると、フワッと素材特有の香りを感じられて高揚する。日本のブランドなのに、モンゴルから送られてきているかのように錯覚するほど、とにかく温かく、心地いい。


米国陸軍士官学校の制服をルーツとする"ウエポンチノ(一般的なチノ生地よりも細い糸を高密度に打ち込み、上品な光沢、優れた耐久性を持つ丈夫な生地)"を使用した、ハイネックのコート。
去年のコートはヤクウール100%のニットコートや、コットンウールのコートだったことで秋冬の佇まいでしたが、今季はコットン。初めて見た印象は、"秋冬っぽくないな"でした。
ただこの生地、着て、触ってみると、チノ生地でありながら厚手なこともあり、かなり重厚。ウールのように芯から温まるものではないものの、ダウンや超暖かいコートのようにセーターと合わせるだけでは終わらない。しっかりと着込んで、スタイリングを楽しんでいただける秋冬のコットンコートという印象に変わります。
トレンチ、ステンカラー、モーターサイクルコートなど、それぞれのディテールを織り交ぜたようなデザインですが、さらにオリジナリティを加え、独特の動きを表現。


Nomatの展示会は、いつもワクワクする。もちろん、取り扱いさせていただいているブランド全てに共通することですが、
だいたいこんな感じのやつがありそうだな〜
とか、
あれの違う生地のやつがありそうだな〜
と、ある程度目星がつけていくことも多い。しかもそれはプラスの意味であり、ワンシーズンのスタイルをイメージする過程において、全く読めないというのはむしろ、困ることもある。
ただ、Nomatに関しては全く読めない。ある程度の予想も正直つかないし、つけて行ったときはだいたい外れます。笑 今回は新鮮味のあるコートを仕入れたかったこともあり、いいコートあればいいなぁ...くらいは考えていましたけどね。そして、このコートはドンピシャ。
そんな風に、いい意味での裏切りをいつも楽しみにしているブランドです。



エポレット、比翼仕立てのファスナーフロント、身幅と肩幅をたっぷりと取り、極太のアームに仕上げています。
脇線はステッチに沿ってボタンで開閉可能な仕様になっており、パンツのポケットに直接アクセスできたり、シルエット調節をして日々のスタイリングに変化を。
この手のコートはハリのある生地のおかげでとにかくボリューミーになりがちですが、細かいディテールでユニークなシルエットに仕上げつつ、大枠のスタンダードからは外さない。また、この生地は着こんでいくと柔らかく、ヴィンテージのような風合いになっていくので、ガンガン着倒したい、そんなコートに仕上がっています。

CREDIT



とてもいい佇まいのコート。これに加え、もう1点のいい裏切り。
去年スカートを買ったことで見送った、このパンツが入荷しています。



発売してすぐなくなってしまったこともあり、詳細にご紹介できていなかったこのパンツ。MURPHHでは通称神パンツと呼んでいます。手前味噌な表現ではありますが、とにかくシルエットがいい。それはこの着用写真を見れば一目瞭然かと思います。
過去リネンなどでも展開してきたパンツですが、ぱっと見は中太のパンツ。でも穿くとわずかに裾にかけて広がっていく、裾幅が広く、足元も収まりが良い仕上がり。タックやダーツといった目立ったディテールなどは入れず、ノータックでシンプル。だからこそパターンの良さが際立つ、Nomatのいいところが詰まったパンツだと思います。



大きなパッチポケットなど、大枠はワークパンツといえますが、シワなくスッと裾にかけて落ちるストレートシルエット、裾幅に広さが品の良さを持ち、程よくモードな佇まい。使用しているコットンウール素材は、柔らかいロービングデニムのような触り心地で、デニムとはいえ、少し厚手のスラックスみたいなものと思っていただけるといいと思います。
色の奥行き、適度なトロ味、ドレープ。デニムのように気軽に着用できつつ、ドレスシューズやシャツ、ジャケットと合わせていただけるような一本。また、デニムジャケットを合わせても、デニムオンデニムのように堅牢な見た目になるのではなく、上下の雰囲気を明白に分け、メリハリのあるスタイリングを楽しめる。絶対に一度穿いてみて欲しいパンツです。


裾幅が広いと、ストレートとはいっても、角度によってはフレアのように。あくまでも巻縫いでワークパンツのように作っている点も、気軽に穿けるスラックスという立ち位置を確固たるものにしています。
また、前回までのコットンウールデニムは色移りがありましたが、今回からはその心配もありません。手やバッグにインディゴがつくことも良しとして、スカートを穿いていましたが、移染しないならそれはそれで、手入れもしやすくて嬉しいアップデートです。





CREDIT
ワークウェアというのは、楽でいい。デニムや軍パン、チノパンなど、正直手入れには大きく気配りをしなくても、いい具合にクタッとしていって、自身のスタイルに馴染んでいく。その過程を楽しみながら、リアルクローズとして手元にも残りやすい。そんなワークウェアのいい点を残し、見た目をエレガントにしたのが、本コレクション。
1st Delivery、まずはこのコートとパンツの2型。スカーフも入荷していますが、まだ時期的に早いので後日紹介できればと思います。ポップアップの店頭には置いておくので、その際、いつ買おうかな〜と迷ってみて下さい!

"MURPHH LIMITED STORE in DAIKANYAMA"
Date: 10/10 (Sat) - 10/12 (Mon)
10/10 (Sat) 13:00〜19:00
10/11 (Sun) 12:00〜19:00
10/12 (Mon) 12:00〜17:00
📍代官山 "ekiura gallary"
東京都渋谷区恵比寿西2-21-15 K・H 代官山1F
🚶代官山駅北口 / 徒歩20秒
※駐車場はございませんので、近隣のパーキングをご利用ください。
上記住所にて、期間限定ストアをオープンいたします。全ブランドから26AWの商品が入荷し、アウターやセーターなど、秋冬らしい豊富なラインナップとなっております。お誘い合わせの上、ぜひこの機会にお立ち寄りください。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。
MURPHH / Homare
