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2026/10/01 20:36
生地がいい、素材がいい、出来上がるまでに沢山のプロセスがあって、今があります。僕は昨今の洋服の買い方が苦手です。洋服を買うということは、そもそもそんな複雑じゃなかったはずだから。
なんか格好がいい、単純に惹かれた、結局、大事にしたいのは、自分が洋服を見て感覚的に感じた何か。それを言語化して皆さまに提案していくのが僕たちバイヤーやセレクトショップの立ち位置であり、どこでも読める受け売りに価値はない。知りたいのは、その人にしか感じられなかったその人独自の魅力と言葉。
素材やパターンの良さは、教えてもらった時や、着ていくうちに気づくこともある。けれど、僕が洋服を手に取るきっかけは、もっと直感的なもの。生地も買って洗ってみて初めてわかることもある。着込んで風合いが変化しても、しなくても、その洋服に魅力を感じているのだから、このあとどうなろうが100点が100点以上になるくらいで、自分にとって満点なことに変わりはない。生地の値段、物の値段に関わらず、いいものはいいと思えるので、ボロくなってもそれが魅力だと感じる場面も多くある。大好きなヘルスニット、ドンキで1500円のHanesのインナーだって結局、それぞれの価値観からなる”なんか格好がいいな”が、一番大事とするところ。
もちろん高い洋服も買うし、安価な洋服だって買う。でもそれは、いいと思った洋服がたまたまその値段だったというだけの話。何が言いたいかっていうと、そもそも洋服に興味を持ち始めた時、そんな複雑に考えた買い方をしていたっけな、ということ。値段やスペックだけでは測れない、僕にとっての洋服の魅力、感じ方がある。それは皆さんも同じ。


僕はROTOLの洋服が好きです。単純に日常にあっていてなんかいいし、洋服に興味を持ち始めた頃、直感的に洋服を買っていた楽しさを感じるからです。
なんか合わせやすい、楽でつい手に取ってしまう。単純だけどそれでいい。
洋服の背景や作りについての話を聞くのも大好きですし、僕自身もそれを知っておくべきだというのは大前提ですが、ただ、お客さまとして洋服を買う立場になった時、専門的な説明だけではなく、「これ、めっちゃかっこいいですよねー!!」ってニッコニコで言われた方が購買意欲が湧きます。
もちろん、知識や背景を知ることが大切なのは変わりません。ただ純粋にその洋服を格好がいいと思う気持ちが伝わってくることも、僕に取ってはすごく大切なんです。(ちなみに僕がお決まりの商品の詳細を説明しているのは、オンラインストアでご愛顧いただいている方に、自身で調べることなく、安心して買ってもらうためです。)
その上で、どうぞ!




12.5オンスのセルビッチデニムを使用し、インパクトのあるシルエットが出るように設計された、過去、類を見ないほどに太いバギーデニムパンツ。まるで90年代アメリカで爆発的ブームを起こしたJNCOを思わせ、スケートボードやレイヴカルチャーを彷彿とさせる一本。でも、ROTOLらしくわずかに品を感じ、落ち着いた佇まいになっているのが特徴的です。
パーカーやスタジャンと合わせて、ブレイキングバッドのジェシーピンクマンみたいなダボダボファッションもいいけれど、革靴にウールブルゾン、ジャケットに合わせるのも良さそう。カルチャーを取り込んだアイコニックな一本でありながら、合わせやすさ、スタイリングの振れ幅が魅力。


腰パンもしたくなりますよね。
この写真はサイズ3ですが、僕はサイズ4を購入しました。特に何も考えずに買ってしまったので裾はズルズル。今度お直しに出すという本末転倒ぶりですが、175cm前後の方はサイズ3、178cmくらいあればサイズ4で良さそうです。
このパンツはサイズ3と4のみの展開になっているので、小さい方、大きい方で選んで下さい。



サイズ3 : 裾幅36.5cm
サイズ4 :裾幅38cm、、、
動きやすさやダンスの見栄え、あるいは収納力などが元々この太さのパンツが生まれた理由でもありますが、当時のメインストリームであったグランジやスリムシルエットへのカウンターカルチャーでもあります。品がいいエレガントへの反骨心、つまりアンチエレガンスを掲げ、スマイルを崩しにかかったもの。お互いの太さを競っていた、という話もあるみたい...。裾幅80cmとか...スカートかよ。笑
なのに、それをシャツやジャケット、ドレスシューズで合わせるという、現代らしいファッションのアプローチができる。さまざまなカルチャーに恵まれた、今だからこそできるスタイリングでぜひ合わせてみてください。
ちなみに着用の感想ですが、動きやすさに加え、ポケットがとにかく大きい。また、ウエストにはベルトループの他に、キーチェーンをつけるようのループを配置。スマホも財布もすっぽり深く入るので、バックポケットにスマホを入れて自転車を漕いでも、落ちる心配なし!いや、入れないか...。


CREDIT

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アンチエレガンス。
そうして生まれた太いパンツをモチーフに製作された、Massive Baggy Denim Selvedge Denimですが、ドレスシューズをはじめとする、全く対になるものとの自由なミックススタイルを楽しんでいただける一本に仕上がっています。こうして直感的に格好がいいと思って手に取った洋服のルーツを辿る。深掘りを楽しむことができるのも、洋服の力。
なんかいいな、その直感を大事に。自由にファッションを楽しむためのROTOLは、僕には欠かせない存在です。
MURPHH / Homare
