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2026/08/16 20:01
こんにちは。Homareです。
STUDIO NICHOLSONは元々、レディースウェアからのスタートでした。今ではメンズのほうが普及しているんじゃないかというところですが、1stシーズンが始まった時、パンツを3本ほど買ったことがついこの間のことのよう。
オーバーサイズ・ルーズなシルエットだけでは言い表すことができないバランス、クラシカルなアイテムにモダンなエッセンスを加えるというアプローチ。むしろレディースしかない時から、0 / 00 / 1のレディースサイズ表記の一番大きいサイズ1を無理して買って、今も大事に持っています。BONSAI PANTS、懐かしいですね。



"ニコルソンのパンツ"といえば、立体的で、丸みのあるバルーンシルエットが浮かびます。厚手のコットンツイルのSORTEが長年親しまれ続けているように、発足した頃から唯一無二。それも、テーラードを背景とし、当時の女性デザイナーだった時ならではの品の良さと繊細なモノ作りがあったからこそ。(来年からはフェラガモのデザイナーになるんだとか)
そうしてブランド設立から変わることのないシルエットを元に、数年前に定番としてリリースされた"PAOLO"。僕自身、一時はクラシックな洋服にはまっていたこともあって、ある意味"今っぽい"ような立体感や古着には存在しない形を避けていましたが、一年前に久しぶりに手に取って改めて魅力を実感。
第一に目につくシルエットや色味、クリーンな印象が漂うデニムパンツは、綺麗なシャツやジャケットを好む僕にはドンピシャでした。

"WORN WASH INDIGO"
ブラックやディープなインディゴ、様々な色がありましたが、ワンシーズンスキップして復活した鮮やかなフェードブルーの"WORN WASH INDIGO"は、中でも一番惹かれたカラーです。前回のシーズンは別の色になってしまったためオーダーしていませんでしたが、改めておすすめしたくXS、S、Mの3サイズ仕入れました。

ウエスト周りのリアルなエイジング、膝、ヒップのフェード、裾のパッカリングを表現し、ヒゲの入った、80年代のシットコムで、くるくるパーマの母親がハイウエスト穿いているパンツみたいな色落ち。そもそもこのシルエットは古着には存在しないけれど、色落ちは近いものがある。でも膝が出ていたりするところ、このパンツの一番の強み、シルエットが美しいままの色落ち。当たり前にダメージはなくて、ここから育てようにも、当たり前にエイジングを残したまま綺麗に全体がフェードしていく。
大前提、今回の乳化は色が少し濃く上がっているような気がしますが、一年間穿いて、育てるのが下手な僕でも この通り。元の色がどれほど好きでも、やっぱり色落ちしていく過程は男性にとって楽しいもの。安心して育てていただければと思います。



(週2着用、毎回洗濯で約一年着用。革パッチも雰囲気が出てきました。)
今季はいつもに増してデニムパンツを多く仕入れています。私生活でも手に取ることが多く、色、シルエットだけでも無数にあるので、正直数本のバリエーションは必要だと思います。
比較して差別化するなら、日本って、「デニムパンツをどうやって穿きこんだように見せるか」が強く、今の時代背景もあるかもしれませんが、ヴィンテージへの憧れが新品へ強く投影されている印象。対するヨーロッパと比べると美意識や価値観が異なるのか、古着っぽく見せることよりも、今の洋服として独立させて見せるようにしているように思います。
ロンドンを拠点とするSTUDIO NICHOLSONも、作業着のようなデニム、育って格好がいいデニム、ではなく、洗練されたデニム生地のパンツ、としてアプローチしているため、ヴィンテージ特有の黄味はなく、青味の強い加工になる。KOOKY ZOOやrefomed、sssteinの加工デニムで綺麗なシャツやジャケットとのギャップを楽しむ傍ら、モダンな合わせをしたい時こそ、PAOLOの出番。
裾幅が広く、ローファーやドレスシューズと合わせた時のクッションの感じがクセになるはず。



(175cm / S)



(175cm / M)
Sは、少しクッションが入るくらいの長さ。僕の私物はSですが、ウエスト調節でシルエットに変化を加えられるので、裾が足らなそうだからMにしよう!とはなりませんでした。ウエストもベルトがないと落ちてくるくらい。
実際Mサイズは結構大きいので、180cm近い方に最適なサイズです。参考にしてみて下さい。


CREDIT
BLESS "sleevebomber" ¥222,200-


CREDIT (160cm / S)
でもダボっとした感じもあり...

CREDIT (160cm / S)
これがヴィンテージ感の強いデニムパンツなら、大きな変化がでる。トップスとの変化を楽しむのも個性のあるファッションの醍醐味な反面、こういった綺麗なデニムパンツの生み出すモダンな空気感も楽しみたいものです。




パンツというの終わりなき買い物です。また似たようなものばっかり買って!!と母や妻から言われることももう慣れましたが、全然違うんですよね〜。これだけデニムパンツをたくさん持っていても、またこれ穿いちゃってるな、と思うくらいなので、数本しかなかったら、と考えるとゾッとします。
パンツのバリエーションが多いのはいいこと。またパンツ、パンツばっか買ってしまってスタイリングのバリエーションが増えないとは言いますが、そんなことはありません。ある意味基盤となる、夏には主役として活躍してくれるパンツ。
しかもシーズンを跨いでもなお、主役です。

MURPHH / Homare
