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2025/12/26 20:34
こんにちは。Homareです。
先日はリミテッドストアへのたくさんのご来店、誠にありがとうございました。悪天候ながら、年末最後ということもあり多くの方が足を運んでくださり、2025年を気持ちよく終えられそうです。その後はクリスマスだったので少しお休みをいただき、身も心もリフレッシュ。その間も早々SSの入荷が続いていますが、、
今年の頭からスタートしたMURPHHも、もうすぐ一年が経過します。大きな壁なくスタートを切られたのは、ひとえに皆さまのおかげです。引き続きマーフをよろしくお願いします。
マーフ。そろそろ皆さんにも、読み方が浸透してきたころでしょうか。

世の中には溢れていますよね。読み方がわからないブランドとかって。これも初めて見た時は読み方がわからなかったなぁ。読み方もわからないし、合わせ方もよくわからないけれど、ちょっとクセありのサングラスが欲しくて手を出した"PORT TANGER"。
約10種類ほど展開するモデルを全て試着してみても、もはやしっくりきてるのか、きてないのかすら分からず。最終的に顔が似てる代理店の友人がつけていたものと同じモデルを個人オーダーしたのが、約一年前の話。今や身体の一部になったサングラス、こんな特徴的なデザインなのに洋服のジャンルを問わずに馴染むし、新しい洋服を買ってなくても、PORT TANGERがあるだけでもっと楽しくなる。
古着であれ新品であれ、たとえば対極にある洋服であっても、“中和“という形で馴染む。勝手に足し算と引き算をしてくれるそれって、味の素か〜みたいな、こう見えて万能調味料タイプになります。純粋にこの楽しさを皆さんにも知ってほしいと思い、お取り扱いを始めました。


"PORT TANGER(ポートタンジェ)"
美しいモロッコの港町、"タンジェ"を舞台にした旅日記から着想を得て誕生したロンドン初のアイウェアブランド。ブランドを手がけるのは、クリエイティブディレクターのビラル・フェラと、写真家のビビ・ボズウィック夫妻。ビビの父となるのは、90年代のファッションシーンに大きな影響を与えたカメラマンのマーク・ボズウィック。ファミリー一体となって手掛けており、ポートレート写真を始め、ビジュアルは全てビビが手がけています。





ジェンダー問わず、多彩なキャラクター性を持ったモデルたちのルックはとてもワクワクする。名だたる海外アーティストも着用しており、ラッパーやミュージシャン、俳優と、色々なスタイルに溶け込むアイウェア。逆に僕たち日本人、あるいはMURPHHで洋服を選んでくださっている皆さまは、それぞれが得意とする、オーセンティックな装いに合わせてみて欲しいなと思っています。
冬に買ったということもありますが、夏のイメージがつきがちなサングラスというジャンル。ちなみにこのサングラスは、年中かけるのが醍醐味だと思っています。




PORT TANGER "Mektoub" Black, Alkakaw ¥59,400 (in tax)
選んだのは、こちらの1型のみ。横長のスクエアタイプ、立体感のあるワンフロントのカーブ構造からなるMektoubを2色オーダーしました。Mektoubは、中東で母たちの口からよく語られる哲学的な言葉「それは運命として書かれている」という意味を持ち、私たちの歩む全てー困難であれ、恩恵であれーは、自然の導きのもとにあるということを思い起こさせてくれる言葉だといいます。見た目の迫力ゆえに、ビジュアル勝負かと思いきや、しっかりと背景まで固まっているブランドなので、初見でもスッと頭に入ってくるような感覚があるはず。

PORT TANGERのフレームは細部まで丁寧、そして精密。全てのモデルに採用されているワンフロントのカーブ構造は、顔の自然なラインを引き立て、性別問わず、一人一人に唯一の個性を与えてくれます。ハイブランドのサングラスもたくさん所有していますが、金額など比べても、PORT TANGERはクオリティが高いと感じてもらえると思います。

フレームは日本で手作業で製造。金属パーツ、アセテート素材、100%UVA/UVBを遮断するナイロンレンズを使用しています。フレームサイドに刻まれた6POINTロゴにはブランドの価値観が込められており、ノスタルジア、伝統、クラフツマンシップという三つの柱で過去と繋がり、希望、デザイン、文化という三つの柱を通して現在を大切にするーその両方の精神が息づいているとのこと。
CELINEとかの3POINTもかっこいいなあと思って買うか迷っていましたが、6POINTもあると横から見た時にけっこう存在感があって、いい意味で目立ちます。しかも過去と未来をつなぐというか、貴重な技術を後世に受け継ぐ、架け橋の役割を担っているなんて聞くと、愛着がさらに湧きますよね。

1年間ほとんどかけていたこともあり、お問い合わせも多くいただきました。僕はブラックフレームに明るいブラウン系のレンズ(写真一番上)なのですが、カラーの組み合わせは毎シーズン決まっているので、今回は
・ブラックフレームにブラックレンズ (BLACK / BLACK)
・バーガンディレンズにブラウン系のレンズ (ALKAKAW / TOBACCO)
他はブラックにブルー、鼈甲系にブラウンなどありましたが、安定のブラックと超絶おしゃれカラーなバーガンディの2色に絞りました。同じモデル続きですが、バーガンディも買っちゃいそう。それくらいこの形を信頼してしまいました。レンズなんて自由に変えられるので(頻繁にすると傷んでしまいますが)、気分に応じて数回くらい変えるのは問題ありません。

さて、このサングラスのいいところですが、まず、迫力があるということ。迫力=モードな、"強い"印象ですね。ただ他のモデルに比べても、強すぎないのがMektoubの特徴なので、洋服との組み合わせを選びすぎない強みを持っています。フレームが平坦で顔の表情も大きく変わらず、このモデルもそのままに優しい表情。フォルムによっては目つきが悪く見えたりする点を考えると、メガネ選びって難しいですが、Mektoubは、その点でもおすすめ。


僕が買ってから1番ときめいたのは、古着であったり、野暮ったい洋服(俗にいうボロ的な)と合わせた時でした。上下ともにユーズド系の洋服を合わせると、どうも野暮ったすぎる、清潔感に欠ける?ような気がしてしっくりと来ないことが多々あります。
そんな時にMektoubをかけていただくと、綺麗と混ざり合う感じでバランスが取れる。ヴィンテージのLevi'sに新品のスラックスとレザーシューズを合わせるみたいな、対になるものを合わせることで整える感覚です。
他にはスポーツウェアであったり、スウェットのセットアップなど、ある一定の層から見るとパジャマで飛び出してきたな?ってなる装いに対して、ただのメガネではなく、このフチが太いMektoubを合わせることでファッションに変わる、みたいなもの。試しにusedのナイロンジャケットとかに合わせてみてください。リラックスウェアから街着に変化してくれますよ。

使い方次第とは言ったものですが、あまり考えずに普段の洋服に入れるだけで、なんだこれ、面白ぇなってスタイリングを組むことの楽しみを感じさせてくれることを保証します。長年つけていても楽しいでしょうし、1年目を迎えた僕は、今もなお発見があり、まだまだ楽しいです。
PORT TANGERを買ってから追加で3本ほどサングラスを買いましたが、並んでいるアイウェアを見て、手に取る確率はダントツ一位。結局クリアレンズのメガネをかけて外に出ても、カバンの中には絶対に入っている気がします。
洋服ではない分、アイウェアはトータルスタイリングの比率をそこまで占めることはないし、フェイス周りの印象や第一印象を変えることはあっても、多くは馴染み、邪魔をしません。
でもたまには、飛び道具的な物があってもいいと思います。
しかもこの"Mektoub"には、白黒ひっくり返すくらいのパワーがありますから。
