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2025/10/16 20:00
メンズの洋服界にはトップス、ジャケット、ボトムズ、など洋服のカテゴリとして存在するものは少ない。そのできる限りの中で楽しむのが醍醐味なのかもしれないけれど、レディースに目を向けると、トップスだけでも種類の多いこと。
ことボトムズにおいても、スカートやキャロット、レギンスやサイクリングショーツ。Pinterestでスタイリングを掘ると目につくのは、女性の多彩なスタイリングばかり。
ずるい。
こんにちは。Homareです。
そんな女性が羨ましい。
考えただけでも楽しそう。
けれど物によっては外出が許されない可能性も出てくるし、視覚の暴力にもなりかねない。
スカートはもう市民権を得たはずだし、ワンピースはどうなのか。着方によってはスカートのようにもなり、古着では持っているのでそこまで抵抗はありません。と、今回のsssteinのラインナップを見てみると、ニットのワンピースなるものがありました。
ssstein "EXTRA FINE WOOL SLIT ONE PIECE" BEIGE, GREY ¥52,800 (tax in)
もとよりsssteinはジェンダーレスとあって、すんなり目に入ってきたワンピース。いつもならオーダーするのにも躊躇してしまうけれど、妻の存在もあり、最悪妻が着ればいいんじゃないか、と思ってしまってオーダーできました。笑
オンラインストアでも女性スタイリングの予定でしたが、メンズもアリというか、割といつも通りで提案できそうなのでメンズでのスタイリング。もう、ずるいなんて思わなくていい、自由なファッションを楽しんでいただける1ピースになる洋服。
"19.0μのスーパーファインラムウールを使用した、ハイゲージ一本取りのニット。立体的になるよう度詰め気味で編み立てて、軽く縮絨をかけ、美しい目面を残したまま適度な膨らみ弾力のある表面となっています。"
厚みや膨らみがもたらすメリットとしては、着用した際に身体のラインを出しすぎず、ある程度沿いながら丸みのあるフォルムになってくれること。肌触りもちくちくせず、個人的にいつもオーダーしてしまうのがこのラムウールにセーターです。奥行きのあるニット特有の温かみと、ハイゲージの仕立てと色使いが限りなく品のいい面構え。
柔らかいことで上からアウターを着ても抑え込み、綺麗に馴染む。
前面に入っている大きなスリットもこの通り生きてくる、最良のニット選び。可動域の確保や単にオシャレなデザインというだけでなく、アウターを着た"洋服同士の馴染み"まで計算されているような気がします。
しかもちょうどベルトが見える位置。
裾のリブがないオーバーサイズのアウター、あるいはリブが弱めのアウターを羽織って合わせて欲しいです。それだけで、綺麗なレイヤードが完成します。
ネックは僕の大好きなタートルネック。くるっとロールしてもいいし、ロールせず、ニュアンスを出すだけでも良さそう。
袖の気遣い◎
m's braque "GATHERED WAIST DENIM PANTS" (38) ¥57,200 (tax in)
m's braque "SILK LOFT QUILTING DRAWSTRING BAG" ¥33,000 (tax in)
いわゆるロングワンピースも、くびれていたりしなければ、レディースすぎることはない。たっぷりとした身幅なので、ウエストマークしたりしながら様々なスタイリングを楽しんでいただけます。スカートほどハードルは高くなく、トップスを着ているだけの感覚なので、普段のスタイリングに取り入れるにも深く考えることはなさそうです。
強いて言うのなら、やはり大きめのジャケット。丈も長すぎないので、スカートという感じよりも、しっかりとレイヤードさせたスタイリングとしての面白さを実感できそうです。
新たな発想を与えてくれる洋服であり、男女関係なし。マタニティウェアなんて考え方でプレゼントしても喜ばれるかもしれません。(ま、お腹は冷えそうですが...笑)
ssstein "WOOL ALPACA MILLED KNIT BALACLAVA" ¥28,600 (tax in)
ssstein "EXTRA FINE WOOL SLIT ONE PIECE" ¥52,800 (tax in)
冬は思い思いのスタイリングを楽しむことができる、可能性の季節。年に半年しかないのだから、冬のやり残しとして持ち越してしまうには、次が待ち遠しすぎてしまうのではないでしょうか。