こんにちは。Homareです。

去年は暑すぎてショートパンツを3本くらい買ったので、今年はたくさん仕入れました。

長めのショーツ、短めのショーツ。どうやらショーツは極端に短いか、極端に長い方が圧倒的に楽しい。

初めて短めとなるショーツを買ったのは、Patagoniaのバギーズ。とても小っ恥ずかしく、すぐに売った記憶のある高校時代。

今持っていればウハウハで穿いていたんだろうけど、買い物とは後悔を繰り返してゴールへと辿り着きます。

僕たちはその後悔を伝えることが仕事なので、どうか参考にになれば嬉しい。人の後悔は蜜の味です。

m's braque "GATHERED SHORT PANTS 〔BLACK MESH〕"

まず初めにことわっておきたいのが、まだショーツには早いかもしれないということですが、このショーツを入れたのはフライングするため。真夏の着用はもちろんですが、今時期に長袖、ジャケット、シャツ...丈が長いトップスと合わせて欲しいからです。

お尻が隠れるくらいのジャケットやシャツ、ロンteeでも。下手したら、"穿いてないんじゃないか"と思うくらいのバランスが去年から気分。この僕がショーツにハマる時が来るなんて、天候に感謝と言いたいところですが、このm's braqueのショーツのおかげでもっと楽しくなりそうです。

ポリエステルの軽やかなメッシュ素材をボンディング(二重に張り合わせた)で仕上げたショートパンツ。特別主張があるわけではないので初見から「今年のショーツはこれじゃい！」と勢いで決めることは難しいかもしれませんが、m’sらしいドレッシーな面構えと収まりのいいパターンメイキングなどはやはり安心できる要素。

そんなモードとも捉えられる面に対してメッシュのボディを採用した、極端にいえばランニングウェアのような掛け合わせはどこか変態チック。かっちりとしたトップスに合わせれば外しとなり、どこまででも振り切っていける懐の広さを感じます。

ポイントはウエスト部分に入っているゴム。おかげでベルトレスでの着用も可能なのも魅力的ですが、通常の仕様に対してゴムを入れることで生地が余って見えるようなデザインになっています。ウエストがくびれて見え、なんか可愛い。

こう見えて股上は深く、ストレートに落ちる中太シルエット。太いショーツは裾が広がってキュロットのように見えてしまいがちですが、合わせた時に子供っぽくなってしまう。直線的なフォルムのおかげで落ち着いていて、いい意味でオシャレすぎない。

ポケットの仕様もクラシックで、ボタンフロント。スケも気にならなくて、いわばドンズバな ザ・シンプルショーツなのに遊んじゃっている抜け目のないやつ。最近ハマっている表現を使うと、黒いショーツオブザイヤーだと思います。

長いものにも出せない空気感。ただ短ければいいってもんでもない。

そんなことを考えながら、今年のショーツはこれに決めることとします。