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2025/03/17 20:11
こんにちは。Homareです。
refomedのライトアウター、シーズンに1モデルはオーダーしているのですが、いつも艶やかなものを選びがちだということに、数シーズン見返してみて気づきました。



比較的男くさいアイテム作りをするブランドなだけに、重厚・堅牢な素材ではなく、レーヨンのようなトロッとしたアイテムの魅力がさらに引き立ちます。
逆にクリーンでモードなブランドほどダックやデニム、バックサテン等に目が行ってしまう傾向にあり、ブランドの持つ良さを"どストレート"な表現をしている部分ではない、もう一つの顔の部分に魅力を感じてしまう。
以前出していたリバーシブルのスタジャンも、ウールメルトン、アメカジライクな顔たちではなく、妖艶なスタジャン。第一印象はスカジャンなんじゃないかと思うような組み合わせが面白い、スカジャンっぽいスタジャン。
サイズ感はrefomedの"FRESH MANシリーズ"。新入りはまずサイズ感で粋がっていくような、フレッシュなスタイルを表現。

ラグランで身幅は広く、丈は短めのバランス。巾着ポケットも配置し、袖は溜まるデザイン。重心は下に落ち、素材の特性を生かした光沢とドレープ感が特徴的な仕上がりです。
糸に負荷をかけない染色方法を採用していることもあり、しっとりしていてふっくらとした触り心地。ひんやりとする素材でもあるので、夏前には半袖の上から着るのも想像できて楽しみですね。


スタジャンのくせに、陽の下ではつやっと輝きます。
いってもただのネーミングなので、スタジャンかスカジャンなのかなんてことはどうでもいい。最終的には、refomedのジャンパーという認識。
フロントファスナーか、スナップボタンか、この二択をブランド背景に照らし合わせ、"現場においては"、ファスナーの方が危険なケースが多い=ボタン式=スタジャンに至ったのではないかと。思い思いのストーリーを考えてみると、洋服を買った後の楽しみがもっと増えると思います。


"運動着"を着用しながら働く職人をイメージした1着。
配色からもそんな風に感じられますね。赤白帽のようにメリハリのあるカラーリング。
嫌味なく、自然とスポーツウェアを連想とさせてくれる、いろんな顔があるrefomedのジャンパーです。



色があるものほど可愛く見えてしまいがちなので、上品な洋服との合わせも楽しんでみてください。
スタジャンなのでクラシックに着るイメージで、シャツ、スラックス、ネクタイなど。


スウェット、ティンバーのブーツ。色から出るキャラクター性は派手すぎず、意外に落ち着いた見え方です。



現場作業、職人。オトコを連想するブランドなだけに、"じゃない方"の顔が魅力的に映るのは僕だけじゃないはずです。
もちろん、土臭いrefomedも好きですよ。まだ構想段階ですが、作ってもらいたいなあと思っている洋服があるので、今度refomedチームにぶつけようと思っていたところです。
MURPHH / Homare